神奈川県内の中学校で、「バカ」などと言われたことに腹を立て、50代の男性教師が、関係のない生徒を含めて16人を平手打ちにしました。
小田原市の公立中学校の50代の男性教師は1日、授業に遅刻をしてきた男子生徒数人に理由を尋ねたところ、「バカ」「死ね」などと言われ、教室にいた男子生徒16人全員を廊下に正座させて頬を平手打ちしました。
その後、男性教師は自ら、「悪口を言った生徒が名乗り出なかったのが許せず、体罰をした」と学校に報告しました。
また、東京・江戸川区内の公立中学校では、26歳の男性教師が去年4月から12月にかけて、バスケットボール部の男子生徒9人、女子生徒1人に対して平手打ちをするなどの体罰を繰り返していました。
男性教師は、「そういう指導もあると思っていた」と話しているということです。
ここまでテレ朝ニュースより引用
http://news.tv-asahi.co.jp/
神奈川県内の中学校の場合は、この男子生徒たち、先生に「ハゲ」とも言っちゃったらしいです。
(A;´・ω・)フキフキ
神奈川県小田原市教育委員会によると、教師はこれまでも生徒から「ハゲ」などと言われることがあり、「差別はいけない。言ったことの責任を持たなければならない」と諭していたということです。
「差別はいけない。言ったことの責任を持たなければならない」と、もっともなことを生徒に諭していたといっても、それを言いながらの犯罪行為・暴力行為はいけません。
「体罰はいけない。やったことの責任を持たなければならない」と、生徒に諭され返されたらどうするのでしょう。
しかも、全く関係ない、その場に居合わせただけの生徒まで、誰が発言したのかを言わないことに腹を立てて殴ったのは良くないです。
そこで、誰々が言ったなどと言えるわけないでしょう。
そんなことしたら、イジメの対象になってしまいます。
それにしても、これだけ世の中が体罰に関心を持っているときに、手を上げてしまうということは、相当に頭に来ていたのでしょうかねぇ。
しかし、「ハゲ」と言われて激昂するのは、あまりに恥ずかしいです。。。
( /−\*) ハズカシイ
まぁ、大阪市立桜宮高校の体罰自殺事件のように、何一つ非のない、まじめな男子生徒が、連日のように集中的に30発40発も殴られたということとは違い、生徒の方にも非があったことはあったようですし、16人に分散しているのなら、それほど心に傷を残すことにはならないとは思いますけど。
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授業の後、教師が自ら体罰をしてしまったことを校長に報告したそうです。
そして「体罰がこれだけ報道されているのに申し訳ない」と反省しているということです。
むしろ、今回の神奈川県内中学校体罰事件は、先生の方が心に傷が残るかもしれません。
ご時勢柄、まるで重大事件のようにマスコミの扱いが大きいようですから。
ストレスは頭皮や髪にかなり悪影響があると言いますし、これをきっかけに加速しまうなんてことになると困りますね。
ε- (´ー`*) フッ