愛知県立豊川工業高校で、陸上部の監督を務める男性教師が部員の生徒に体罰を加えていたとして、県の教育委員会が調査を始めました。
豊川工業高校によりますと、50歳の男性教師は去年7月、監督を務める陸上部の合宿で部員の男子生徒の頬を平手打ちする体罰を行い、耳に全治2週間のけがをさせたということです。
また、この教師は、去年10月にも女子生徒を平手打ちしていたということです。
愛知県教育委員会が詳しい事実関係を調べています。
豊川工業高校は今回の問題を受け、26日以降、この教師の陸上部での指導を自粛させることにしています。
豊川工業高校の陸上部は、過去に全国高校駅伝に連続出場するなど強豪として知られています。
ここまでテレ朝ニュースより引用
http://news.tv-asahi.co.jp/
大阪市立桜宮高校バスケットボール部の47歳暴力顧問と言い、愛知県立豊川工業高校陸上部の50歳暴力顧問と言い、体育教師に関しては、ベテラン教師の方が自分の能力の衰えを暴力でカバーしようと考えるのでしょうか?
それとも中間管理職特有のストレスでもあって、生徒に暴力を振るい、はけ口にしているのでしょうか?
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愛知県立豊川工業高校の暴力顧問に執拗な暴力を受け、「学校に来られなくしてやる」と言われ、事実、転校や退学に追い込まれた生徒がいるようです。
そして、暴力教師に対しては、愛知県教育委員会が、この教諭に陸上部の指導を自粛させるよう学校側に指示したそうです。
学校とは、つくづく閉鎖的な世界で、一般社会からはかけ離れた結論を導き出してしまうことを思い知らされます。
一般的な社会通念に照らしあわせると、暴力による犯罪被害に遭った被害生徒が学校を去る必要などありません。
よって退学に追い込まれた生徒は復学させるべきで、退学を余儀なくされるほど暴虐の限りを尽くした暴力顧問は懲戒解雇すべきです。
高校を中退するということは、生徒たちのその後の人生を大きく変えてしまうことは想像に難くありません。
学校は誠意をもって、この被害生徒たちの人生の軌道修正に取り組むべきです。
また、大阪市立桜宮高校の保護者やOBの異常さにも驚かされましたが、愛知県立豊川工業高校の保護者会でも、暴力教師に目を付けられた生徒たちの被害を知りながら、全国大会に出るために教諭に監督を続けてほしいとの声が大きかったようです。
やはり、問題校を作ってしまうのは、教師だけの責任ではなく、その学校の保護者にも問題があると思わざるを得ません。
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