全日本女子柔道・園田前監督の暴力、パワハラ問題を告発した15選手の弁護士が初めて会見し、告発に至った経緯を明かしました。
岡村弁護士(15人の女子柔道選手のメッセージ)
「15名の行動により、皆様をお騒がせする結果となっておりますこと、2020年東京オリンピック招致活動に影響を生じさせていることをおわびします。
指導の名のもとに、指導とはほど遠い形で、園田前監督による暴力やハラスメントで、私たちは心身ともに深く傷つきました。
人としての誇りを汚されたことに対し、ある者は涙し、ある者は疲れ果て、また、チームメートが苦しむ姿を見せつけられることで、監督の存在におびえながら試合や練習をする自分の存在に気づきました。
私たちの声は、全柔連の内部では聞き入れられることなく、封殺されました」
「一人、前監督の責任という形をもって今回の問題解決が図られることは、決して私たちの真意ではありません」
「苦しみや悩みの声を安心して届けられる体制や仕組み作りに生かして頂けることを心から強く望んでいます」
ここまでテレ朝ニュースより引用
http://news.tv-asahi.co.jp/
苦しみや悩みの声を安心して届けられる体制や仕組みでは、到底なかったのです。
強力な身分保障をされた公務員として、警視庁に勤務する園田隆二前監督による、女子柔道選手へのパワーハラスメント・暴行傷害を容認してきた、公益財団法人 全日本柔道連盟(全柔連)は、警視庁官僚の天下り団体です。
そして、女子柔道選手たちが、全日本柔道連盟に対して匿名を希望していることをこれ幸いに、告発したその事実さえも揉み消そうと謀った日本オリンピック委員会(JOC)は、文部科学省官僚の天下り団体です。
どんなに叩かれようと、どんなに世間から疎まれ、頼むから日本のために消えてくれと言われようと、いずれの団体も官僚たちが必死に守りたい組織なのです。
天下りポストを確保して、さらに拡大させることと、組織存続しか頭にないような人間の集団です。
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今は、大阪市立桜宮高校で発生した体罰自殺事件をきっかけに、スポーツを指導する立場の監督、コーチの暴力問題に世間の関心が集まり、女子柔道暴力問題もマスコミに嗅ぎつけられ、全日本柔道連盟も日本オリンピック委員会もしぶしぶ公表して、改善するふりをしています。
しかし、そもそも天下り団体とは、改善・改革なんて大大大嫌いな連中です。
女子柔道選手たちは、全日本柔道連盟の体質改善を求めているそうですが、改善だの、改革だの、天下り団体には絶対に無理です!
女子柔道選手にとっては、大変気の毒な出来事でしたが、これを機会に、この女子柔道暴力傷害事件を天下り団体解体のチャンスととらえて、全日本柔道連盟と日本オリンピック委員会のふたつの天下り団体を解体しましょう!!
叩けばいくらでもホコリが出るはずです!!
ヽ(`⌒´♯)ノ
こんなに腐りきった団体まで養っていたら、日本は本当に破綻してしまいます。
それにしても、暴力傷害行為が身近に起きても平然としていられ、全く何とも感じない団体とは、暴力団だけかと思っていましたが、日本には、そのような団体がたくさんあるようです。
大津市立皇子山中学校 大阪市立桜宮高校 教育委員会 全日本柔道連盟 日本オリンピック委員会などなど、いったいどうなっているのでしょうね。
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